いろんなことを考え、最近は「市場関係者」とか匿名の扱いにしてもらっていたのだが、
先日は名前入りのコメントに同意した。
まあ、頻繁に取材を受けたり、電話をもらったりする記者だったし・・・
ところが掲載された記事を見てビックリ。
そのコメント内容は電話で答えたはずのものだったのに、
なんと表情が表現されているではないか!
電話越しでも表情がわかるとは・・・。さすがだ・・・。
2009年11月14日土曜日
2009年11月8日日曜日
ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン
ソロス氏のいつもの再帰性に関する記述に関しては、わかりやすい例えも散見され、ソロス入門書としては一読の価値あり。
しかしながら、クレジット関連のところの記述はひどかった。何度も目につく「CDS証券」という表現。相対取引のデリバであるCDSなのに「証券」って何?CDSという証券が取引所で取引されているとでも思っているかしら?そもそもこの本の訳者は、「クレジットロング」と「債券の買い」と「CDSの買い」の違いが分かっていなさそう。せっかくソロス氏がクレジットの世界の非対称性について鋭い指摘をしているのに、日本語が台無しになっている・・・。CDO squaredのことをCとDの間に2と入れている(このブログのように横書きだと再現するのが難しいが、C2DOって感じ)のをみたときは気の毒にさえなってしまった・・・。
ソロス氏の理論や政策提案についてより広く理解/議論されるためにも、もう少し金融が分かっている人が日本語をするべきだと言わざるを得ない。
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