2008年4月26日土曜日

レモンチェッロ

レモンチェッロ。

無知なワタクシはレモンチェッロというものを知らなかった。

それはドリンクのメニューのところに掲載されていた。


なんとなく、酸味があるけれども、甘みもある可愛らしいカクテル、という感じがしませんか?


会社の飲み会の二次会として入ったお店だったのだが、
名前の響きにつられたのか、女性陣はそれをオーダーした。


ウェイターが持ってきたのは期待通り、あわい黄色の飲み物。





ところが、、、、



味わいは過激だった。

レモンチェッロとは、イタリアの伝統的な食後酒なのだが、

なんとアルコール度数は30度を超えるらしい。

アルコールのなかにレモンの皮や砂糖を入れてつくったリキュールというイメージか。

炭酸などで割って飲めば、さわやかな風味が楽しめるのだろうが、

昨日のお店はロックで提供していた。

そのかわいらしい名前の飲み物は、このお店では食後酒というよりも、

まるでハードリカーのような存在感だ。

それをオーダーした女性陣は、その激しいアルコールを受け入れることができず、

なぜかお酒に強いと勘違いされているワタクシに次々とグラスを回してくる。

当然、ワタクシも、そんな過激な度数を何杯も飲めば酔っ払ってしまう。

大のオトコがレモンチェッロという名前のお酒でフラフラになっている。。。

なんとも微妙な構図だった。。。

2008年4月5日土曜日

ロングへの誘惑

昨日、ひどい結果になった米雇用統計をみたあと、
仲間と一緒に焼肉屋へ。

肉を喰らいながら、きっと今晩のNYは株安&債券高が
猛烈に進行するだろうなぁ、と考えていた。

ところが今朝起きてチェックしてみると、
債券こそ買われているが、引け値でダウはそんなに売られていない。
S&P500なんて上昇しているじゃん。
しかも、債券も2年7ヅヨ、10年11ヅヨのブルフラットだし。

この辺を整理すると、おそらく、キーワードは「ロングへの誘惑」だ。

先日のUBSの決算のときも似たような違和感があった。
UBSの決算の内容をよくみてみると、
評価損の下げがALT-Aにまで感染していたり、 冴えない結果だった。
しかしながら、増資の話やらモーゲージの分別管理を 材料に、
株は買われ、クレジットはタイトニング。

おそらく、投資家は水準感として、
株も安いし、クレジットも拡大しすぎていると認識しているはず。
そんななか、株ロング&クレジットロングにするための
判断基準が平時よりも甘くなっているものと推察される。
その結果、先日のUBSは、決算の内容ではさほどよくないのに
(実際に、格付け機関は格下げしている)、
株高&クレジットタイトニングの評価を得ることができたのだ。
まさに、「ロングへの誘惑」がなせるものといえる。

この「ロングへの誘惑」が、昨日の相場にも効いていると想像される。
つまり、各商品でマグマが溜まり始めているのだろう。
あと数日で発表されるシティの決算も、
こんな感じでやりすごすことができれば、
この数ヶ月続いた混乱の相場もひと段落つくかもしれない。

ファンダメンタルズを見失うと、相場のダイレクションを見失うが、
ファンダメンタルズではタイミングを見極めることはできない。