決算を発表した上場会社ゼクス。
計画に大幅未達となり、最終赤字となった。
ただ、一生懸命やった成績ではなく、
資本市場に対する冒涜ともいえるようなことをしている。
・まあ、営業損益段階でも十分に冴えなかったが、
連結会社の株式を株価が下がっているにもかかわらず、
あえて売却することによる評価損(特損)の計上。
当該会社が負債が多かったこともあり、
連結対象にならない程度に売却し、持分法対象にすることで、
本体(連結)の見た目はバランスシートをスリム化させている。
・そんな感じで最終赤字に落ちいったことを主因として
配当を2000円から一気に0円に下げやがった。
・それなのに、役員報酬は上がっている!
役員人数で単純に平均したら、ひとりあたり
数千万円もらっているよ・・・・
赤字会社で、かつ、無配当にしたんだから、
役員なんて報酬返上するのがスジじゃない??
・販管費の削減を今後の方針としてアピールしてるけど、
今回発表した決算では、ナゾの支払手数料が計上されている。
前回10億円だったものが、30億円に増加!
何に使っているんだよ??コンサル料金?
というか、この20億円のコスト増加がなければ、
もっとマシな決算だったよね??
うーん、、、きっとこれには2つの目的があるな。
①きっと、そのコンサル会社は、連結対象にならない範囲の
親密会社だな。もしかしたら、社長のお友達会社かも。
そこにお金を流しているんだろう。
②さっきの特損のときは、まだ、下手くそなバランスシート運営かと
思ったが、ここまでくると悪意がある赤字にみえてくる。
つまり、事前にお友達に思い切り、株をショートにさせておいたか
(もうこれはインサイダーで逮捕級だわ)、
もしくは株価が落ちるところまで落ちたとこで、
M&Aの対象としてささげるのか。。。。
この会社、事業運営は冴えないけど、
魅力的な資産を持っているからねぇ。
PBRをとことん下げるという目的があるんだろうなぁ。
よく会社は誰のもの?という議論があるけど、
ここまでくると、あいつらのオモチャになってしまっている。。。。
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