2015年9月3日木曜日

中国人民元が暴落する日

円の暴落をシナリオに入れている人は多いだろうが、中国人民元の暴落に対してはどう備えるべきか。

2016年は、中国経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が改善せず米国が金融引き締めを続ければ、7.5元あるいはそれ以上に元安になることも考えらないことではない

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中国人民銀は2015年末までに元買い支えを中止へ-外貨準備減少で

某セルサイドの分析によれば、中国の場合、GDP1%で雇用創出は100万人相当という。中国の労働力は年間700万人増加するらしく、中国のGDP7%成長というのは、失業者を増やさないためのラインと一致するとのこと。

一方で、GDP1%増加を中国人民元の調整で実現させようとすると、なんと元は2割程度の下落が必要となるという。

元が2割も下落した場合、世界の輸出入、資本移動は激変してしまう。


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