2012年10月9日火曜日

食料価格のリスク



米国中西部の干ばつが世界経済にリスクをふりまいている。

1985 年以来の最悪の事態となる可能性があるとも指摘されている。


この直近四半期での小麦、大豆、トウモロコシは、それぞれ 36%、18%、27%も上昇。

これがじわじわ効いてくるのが金融緩和へのブレーキだ。

経済活動自体は低迷しており、欧州・中国といったリスクに対応するために、

政策金利の引き下げを検討している国は多い。

しかしながら、国民の生活はすでにインフレの弊害が大きくなっている。

したがって、金融緩和に踏み切れないというジレンマになっている。


まるで、スタグフレーションの様相だ。

不況下でのインフレになってしまうと、打つ手は本当に少なくなってしまう。

QE4ではダメかもしれない。

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