2014年3月6日木曜日

中国の債券のAA(ダブル・エー)格ってどうなの?



ブルームバーグに妙な記事が流れてきた。


”チャイナボンドのデータによると、5年物の「AA-」格付け債の利回りは5日に8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、7.77%となった。上昇率は昨年11月15日以来の大きさ。同年限の国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は7bp拡大して356bpとなった。海通証券によれば「AA-」以下の格付けは、世界的な基準で見ると投資不適格級に相当する。”



ええ?

もう一回みてみよう。


”チャイナボンドのデータによると、5年物の「AA-」格付け債の利回りは5日に8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、7.77%となった。上昇率は昨年11月15日以来の大きさ。同年限の国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は7bp拡大して356bpとなった。海通証券によれば「AA-」以下の格付けは、世界的な基準で見ると投資不適格級に相当する。


マジですか。。。。


中国での「AAマイナス」は投資不適格級なのか。。。

 (*投資不適格級というのは記者とかがよく使うけど、正確には投機的等級=ジャンク)



でも、まあ、中国のスプレッドの数字自体をどう考えたらいいかは難しいが、確かに、5年物で356bpという水準はダブルAの世界ではないか。

まさにジャックの世界。。。。



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川島 博之
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