2012年12月11日火曜日

『どうする?日本企業』


三品和広氏は、『どうする?日本企業』でこのように主張している。

「成長ありきの経営はもう止めよう!」






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日本という国の現状を考えたとき、国としてはおそらく潜在成長率は低下しており、かつてのような成長は難しい。人口が減少していくなか、生産性の向上で賄う分には限りがあると認めざるを得ない。

しかし、企業単位では、やはり成長を追求していくべきではないのか?

企業の活動の範囲は、日本国内に限らない。

三品氏はこう言う。

イノベーション、品質重視、多角化、国際化は「一見『正解』と思われる」


一見ではなく、これらこそがまさに正解なのではないか?



成長を目指さない企業に投資する気はしない。



2012年12月4日火曜日

バーゼルⅢと国際競争


現在、日本の銀行はバーゼルⅢの準備に神経をすり減らしている。

バーゼルⅢとは、新たな銀行の資本規制だ。

リーマンショック時のような金融システムが麻痺するような事態を避けるために、
銀行が保守的な経営をしていくことを迫るもの。

営利企業として銀行はそれでいいのか、という議論もある非常に難しいテーマだ。

しかし、金融システムが麻痺するリスク・コストを鑑み、やむを得ないと導入の準備がされてきていた。

しかし、ここにきて、欧州連合(EU)が2013年1月の期限を守れない見通しを明らかにした。

米国もかなりバーゼルの準備は遅れている。



この状況下で日本の銀行はどうするか?

日本の規制当局はこのまま日本のみ規制を負う方向で進んでしまうのではないか?

バーゼルは世界の金融機関が秩序だって導入していく必要がある。

このままでは、日本の銀行だけが貧乏くじを押し付けられてしまうだろう。