タイトルは「iCloudとクラウドメディアの夜明け」とあり、
アップルに関する本かのような印象を受ける。
しかし、中身はむしろソニーの例にフォーカスしながら、
タイトル後半の「クラウドメディア」の過去、現在、
そして未来を語る内容だ。
日本では電子出版において著作権や印刷業者の観点から議論がなされているが、
著者は、クラウドが利用者だけではなく、コンテンツの提供者にとっても
利があることを明かしている。
コンテンツがダウンロード型からクラウド型に変わることで、
かくも豊かなライフスタイルを提供しうるとは驚きである。
この論点について、深く考えなくても、知らないうちに
便利になっていくことだろう。
ただ、この変化の構造を理解していくこと自体が、
おおいに楽しめるコンテンツになるのではないか。
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