2013年5月14日火曜日

国債の金利は長期的な反転トレンドか?


下の図は日本の10年ものの国債の月次でのローソク足。








ながらく日本国債の金利は低下トレンドにあった。

しかし、黒田バズーカ砲の2013年4月には長い下ひげを記録し、この5月はいまのところの大きな陽線となっている。

つまり、債券相場としては、4月に記録的な高値をつけて、その後、暴落していることを意味する
(*国債の金利上昇は、債券相場の下落)。


黒田バズーカ砲はインフレ率で2%を目指している。

で、あるならば、長期金利がこんな0.7%台というのは居心地が悪い。


株や為替は黒田バズーカ砲に勢いよく反応した一方で、債券相場は、むしろ、2%のインフレ率なんて無理だといわんばかりの値付きだったが、いよいよ大きなトレンドを生むのかもしれない。



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