3Qでプラス転換できれば、日本株には支援材料なのだが、どう考えたらいいだろうか?
<消費>
7月までは百貨店などの数字を見ても、弱かった。ここに加え、この株安による資産効果が逆回転で効いてくるので、ネガティブに考えざるを得ない。
<輸出>
7月の数字は低調。8月も今回のチャイナ・ショックや資源価格の下落を考えると、新興国経済にブレーキがかかっているので、日本のGDPにおいて、輸出がけん引するとは想定しづらい。
<設備投資>
唯一、期待できそうなのが、設備投資。ただ、このチャイナ・ショックのせいで、経営者の様子見気分が高まり、設備投資を控えるようになるとマズい。
このようにトータルで考えると、日本株への投資において、3Qの日本経済の回復は控えめに評価したほうがいいのではないか、というのが当方の判断。
吉野 貴晶
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