今日の日経平均は一時1万円を割れてしまった。
これは4年10ヶ月ぶりのことだという。
株が日本の富のすべてではないけれど、
日本の魅力を示すものさしになるとするならば、
我々の4年10ヶ月の成果が吹っ飛んだことになる。
終値は前日比-3।03%の10155.90円。
ただ、個人的には今日の日本株はかなり健闘したと思う。
今日は終値よりももっと下まで売られたから 1万円を割れたということだ。
一方で、誰かがその不安の極地からリスクテイクしているから、
終値は底よりも上方に位置している。 チャート的には、下ヒゲが長い状態だ。
たとえば、今日の終値が今日の一番安かったところだと 事態は非常に深刻だが、
そうではないことがポイントだ。
ワタクシはチャートは好きだが、 妄信するわけではない、というスタンス。
しかしながら、足元のようにファンダメンタルズを 吹っ飛んで価格が下落していく局面では、
チャートが重要な目安になると考えている。
今日のような長い長い下ヒゲは リスクテイカーが戻ってきていることを意味する。
実はその前日のNY株式も長ーい下ヒゲだった。
日中に-800ドルまで売られて、引け値は-300ドル台まで戻している。
前日比で300ドルも下げればヒドイ相場にみえるが、
鋭く戻してきたほうを評価すべき展開だったと思う。
いまのNYは前日比-0।13%。
やっと値動きが小さくなってきた。 さきほどは前日比プラス圏ですらあった。
今日の日本では、日経平均が下がるなかでも、 力強く買われている銘柄も目立っていた。
全面的に強気にはなれないが、 銘柄選別的に仕込みはじめるほうがいいかもしれない・・・
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