さきほど、六ヶ国の中銀が協調利下げを発表した。
アメリカの緊急利下げはもう前日から切望されていたわけだが、
ほかの中銀も一丸となることでインパクトを高めてきたものだ。
このヘッドラインが流れた瞬間、
あちこちで歓喜の雄たけびがあがり、みんな笑顔になった。
NY株の先物はみるみる上昇し、米債券もいったん売られ、
この数日続いていた緊張がいくばくか和らいだ。
去年から続く金融危機への対応のために、
米中央銀行は果敢に利下げを実施してきたため、 そうそう下げられるものではない。
ガンの患者に無制限にモルヒネを投与できないのと同じだ。
そんななか、患者の苦しみがあまりにもヒドイので、
眼前の苦しみをとりあえず何とかしようと、
担当医だけではなく病院中の医者が協力したのが 先ほどの協調利下げだ。
それなのに、株の先物は天に向かって投げたボールのように、
また地上にむかった落ちてきてしまっている。
教科書の理論であれば、ここまでの劇薬を使ったのだから、
今日くらい、患者は元気であったはずだ。
天に向かって投げたボールはどこまでもあがっていくはずだった。
それなのにいま現在、NY株は上昇どころか、
また前日比マイナスの世界へ。
朝起きたあとのショックを軽減しようと
夜中に何度もブルームバーグをチェックするから、
また今晩も寝不足に・・・
つーかテンション上がりすぎて寝られないし・・・
体内時計がNY仕様になっている・・・
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