今日の午前中の株の下げなんかは、
昨晩のNYの動きからすれば まさにイメージ通りだったのではないだろうか。
だから注目点はユーロが1.3ドルを割るか否かという 雰囲気だったともいえる。
ところが、昼ぐらいからおかしくなってきた
・香港の某会社が未承認の取引で大損こいたらしく
当局から検査されている?
・韓国株式の爆落
・ユーロが1।3ドルをブレイクすると、
ストップを次々と誘発しながら売り込まれた
・エマージングのソブリンのCDSが急激にワイドニング
・アルゼンチンのデフォルトのうわさ
こんななか日経平均も大幅に下げ、
iTraxx Japanはあの10月10日の水準まで悪化してしまった。
いまの市場のテーマは「国家vs市場」だ。
公的資金が注入されて、なんとなく緊張感が緩んだ雰囲気が 続いていたが、
まだ終わっていない。
そもそも一連の救済策を通じて、
国家は市場を支え続ける ことができるのか?
という疑心暗鬼になってしまったのが
今日の相場だったのではないだろうか?
国家への信任が同時複合的に揺らいだのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿