2014年2月5日水曜日

最近、軟調なソフトバンク株を考える ― 中国アリババの評価額、アナリストの分析は平均1530億ドル!


ブルームバーグにこんな記事が流れている。

「Alibaba Valuation Avg. Est. $153b After Yahoo Earnings」
(現時点ではまだネットの記事にはなっていない模様)


参考までに引用しておこう。以下のような評価になっているそうだ。

Valuations by brokerage with date of last mention:
• Evercore: Cut 5% to $150b (Jan. 29)
• FBN: Cut to $145b from $160b (Jan. 28)
• Piper: $125b valuation (Jan. 28)
• Bernstein: ~$190b (Jan. 29)
• Cantor: YHOO valuation assumes $152.8b (Jan. 29)
• Goldman: $150b (Jan. 29)
• RBC: $150b (Confirmed Feb. 3)
• Pivotal $135b (Jan. 29)
• Susquehanna ~$160b (Jan. 29)
• Macquarie: Valuation may be $150b-$200b (Jan. 29)
***引用ここまで***


やはり、額としては凄まじく大きい。

これらのアリババの評価額よりも大きな時価総額の日本企業は、トヨタ自動車しかない、という規模感だ

いま一度、確認しておくが、ソフトバンクは、このアリババに36.7%出資している。

このとてつもないアリババの評価額の36.7%が、ソフトバンクの資産なのだ。



が、どうやら一部のアナリストが評価額を「減額」していることが、ここもとのソフトバンクの株にネガティブ材料のひとつになっているようだ。
 
 *その他は、Tモバイルに関する不透明感、財務悪化懸念など
   これらの材料に関しては、また別途、検証することにしよう



アリババの未来のポテンシャルを勘案すると、最近のアリババの評価額の減額修正でソフトバンク株が値下がりするのであれば、これは「市場の誤解」だ。

チャンスだろう




<関連記事>

世界最大級のEコマース、Alibaba(アリババ)の業績をチェック!(2014年1月29日付)

流通総額からアリババの時価総額を考える(2013年12月11日付)



ソフトバンク 新30年ビジョン (単行本)
ソフトバンク 新30年ビジョン制作委員会
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 41,067


0 件のコメント: