KDDIへの投資を考えるときの論点は以下だろう。
1.配当
2.自社株買
3.ARPU反転の公約
4.営業費用の使い方
今回の発表を順番にチェックしてみよう。
1.配当 → 10円の増配。増配自体は期待/予想されていたので、最低限の水準といえよう。
2.自社株買 → 今回は発表なし。ネガティブ評価。
3.ARPU反転の公約 → これは達成できそう。ポジティブ評価。
4.営業費用の使い方 → どうやら顧客獲得単価をあげてくる模様。
短期的な株価にはネガティブ評価。
ということで、1月30日の発表以降、KDDIの株価は軟調推移。
KDDIは2015年3月期も増益が期待できる企業だが、どうも株式市場との対話が上手くない。
経営陣が、株式市場との対話の重要性を理解すれば、KDDIは高い配当利回り狙い以上のポテンシャルがあるはずなのだが、、、、
引き続き、潮目が変わるタイミングをウォッチすることにしよう。
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