一応、現状を確認しておくと、中国では数ヶ月前に 4G の敷設が始まったばかり。
それにかかわらず、中国科学技術部は国家長期研究の一つとして、5Gの研究プログラムを立ち上げたそうだ。
なんと、予算は1.6 億元(約2,600 万 US ドル)。
現在の為替だと日本円で26億円相当。
参加者はこんな顔ぶれ。
Huawei Technology (華為技術)
ZTE Corporation (ZTE コーポレーション、中興通訊)
Datang Telecom (大唐電信)
清華大学
北京郵電大学
4Gと比較して、周波数で10倍の効率性を目指すらしい。
中国という国は、他の国で研究開発されたものを利用するイメージがあるが、今回の本当の狙いは何なのだろうか。
現状は、まだ始まったばかりということもあり、よくわからないのだが、圧倒的な人口を背景にゲームの仕組みがひっくりかえるのが中国だ。
実際、中国では、現状、スマホが農村地域まで普及しつつある。
この背景にあるのは、モバイルの部品の価格が急激に下がっていることだ。
中国でのモバイル部品の急落が、日本株に対しても、様々な影響をもたらしつつある。
引き続き、資産運用の観点からも、中国のモバイル事情はチェックを続けたほうがいい。
張 剛
東洋経済新報社
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