2009年7月30日木曜日

SMAPによるソフトバンクの新CMをみてきた

8月1日の18:59から、各局に流されるという
ソフトバンクの新CMをみる機会があった。

COME ON ! っていうのがテーマにあるようで
なかなかかっこよかったです。

これでCMの好感されているタレントの1位から8位までが
ソフトバンクに関わっていることになるらしい。。。

こういうイメージ戦略、ソフトバンクは上手いですよね。

2009年7月29日水曜日

転職と金融業界についてアレコレ考えていること

バイサイドでファンドマネージャーをすることにしました。


まあ、いろんな理由があるわけですが、こんな感じで考えています。


○証券会社で数年働き、その間、アナリストとディーラーをやってきました。
 すごく楽しかったのですが、このビジネスはこの先、いったん
 発展にブレーキがかかるのではないかと考えています。
 
 特に、デリバティブの世界の人間の感覚からすると、
 今後の規制強化の影響はかなり深刻になると思っています。
 
 おそらくはキャピタルへの要求が劇的に高まると考えています。
 その結果、投資銀行、もしくは証券会社というビジネスモデル自体が
 縮小せざるを得ないのではないでしょうか。


○真にアクティブプレイヤーと呼べる投資家は、実はとても少ない。
 サブプライム危機以降の流動性の低下の原因のひとつに
 アクティブプレイヤーが損を抱えすぎて動きが鈍くなったことが考えられます。
 
 逆に言うと、日本市場が
 再び盛り上がっていくとするならば、これからの数ヶ月、
 アクティブプレイヤーの環境は激変しなくてはいけないはず。
 
 これは非常にやりがいがあると思われます。


○こうした環境下、複数のバイサイドからずっと誘われていたことも背景にあります。
 
 いままでの証券会社にいたら、おそらく、特に不満もなく、
 "あえて誤解をおそれず言えば"
 自分のペースの範囲内で仕事をしていくことは可能だっただろうし、
 わざわざ新しいことにチャレンジするよりも、ずっと楽チンだったとも思います。

 しかし、この人員整理の嵐のなか、それでも自分のことを誘ってくれる投資家が
 いるというのは、とても幸運なことであるし、
 強い縁があるのではないかと考えるようになりました。
 
 こういうとき、あえてリスクテイクするのがワタクシの性分でもあります。
 


これらが今回の決断に至った理由です。
近況としては、もういままでの証券会社には出社していないのですが、
すでにこれから勤めるバイサイドとの打ち合わせが始まっています・・・


最初だけかもしれませんが、なんとなくファンドマネジャー兼コンサルタントの
雰囲気もあります。

つまり、このご時世に、そのバイサイドにとっては増員なわけであり、
ワタクシがいなくても日常の業務は進行できるわけです。

そんななか、どんな風にビジネスをやっていくか?というところから
考えていくことができそうなのです。


日本市場はかつてのように繁栄できるのでしょうか?

日本市場の発展のために貢献していきたいものです。

2009年7月27日月曜日

山師(?)のシビレル名言

とあるバイオテクノロジーの経営者がこう言ったそうだ。

「運は準備を怠らない者に見方する」

"Luck favors the prepared"

2009年7月26日日曜日

Jリートの問題には、合併が解決策なのか?

*以下、読売オンラインより**************************

伊藤忠系とパシフィック系Jリート合併協議
(読売新聞 - 07月25日 20:41)

伊藤忠商事系列のJリート(上場不動産投資信託)と、経営破綻(はたん)した不動産ファンド運営、パシフィックホールディングス(HD)傘下のJリートが合併する方向で協議に入ったことが25日、わかった。

実現すれば、初のJリート同士の合併となる見通しだ。

協議を始めたのは伊藤忠傘下の「アドバンス・レジデンス投資法人」とパシフィックHD傘下の「日本レジデンシャル投資法人」。日本レジデンシャルが行う第三者割当増資を伊藤忠側が引き受け、秋にもアドバンスと合併させる方向だ。

両投資法人は賃貸マンションを保有し、家賃収入による利益を投資家に配当している。不動産市況の悪化で資金が調達しにくくなっており、規模拡大で資金調達力の強化を目指す。

今月15日には、大和ハウス工業が自社系列のJリートと、民事再生手続き中のJリート、ニューシティ・レジデンス投資法人の合併に向けた交渉を進める意向を表明している。

*******************************************

税制の改正など『リートの合併』を後押しする環境は整いつつある。

しかし、リートの合併は投資主のメリットになるのだろうか?
(これ読んでいる人はご存知でしょうけど、
 投資主とは不動産投資信託への投資家のことで、
 株式会社に対する株主みたいなものですな)。

リートがガンガン設立され、生き残るために、
差別化がキーワードとなり運営されていたはず。

たとえば、今回のような住宅系でも、
物件の性質や地域など、事細かに情報が公開されながら
運用されていたものだ。

運用会社は当然、ほかのリートよりも
自分たちの投資対象のほうが優れていると思っていたであろう。

そんななか、ほかのリートと合併していいのだろうか?

その相方のなるリートが魅力的だと考えるなら、
そのような投資対象の不動産に自分たちもすでに投資していたはずであり、
そうすると、似たような運用構成になってしまうので、
もう合併する必要がないという奇妙な構図になってしまう。



個人的に、リートに関しては、リート同士の合併よりも、
『スポンサーの再編』のほうが合理的なのだと思う。

つまり、今回のケースでは、パシフィックHDが残念な結果になったことを踏まえ、
もし伊藤忠が日本レジデンシャル(パシフィックがスポンサーだった)に関心があるのなら、
日レジはそのまま残し、伊藤忠が日レジのスポンサーになるほうがいいのではないか?

そうすれば、日レジやアドバンス・レジデンス(伊藤忠がスポンサー)への投資主は、
それぞれが信じた運用対象のまま、投資主でいることができる。



一方で、そのような経済合理性を軸としたスポンサーの再編が主導にならないのは、
おそらく、しかるべき筋の思惑が働いているのだと思われる。

上記のような『スポンサーの再編』という、はっきりとした路線にせずに、
なんとなくでいいから、Jリートへの安心感を醸成させたい筋だ。

Jリートがもう一段階上の洗練された投資商品になるチャンスだったのに・・・

2009年7月24日金曜日

ハイボール

最近、小雪さんが宣伝しているハイボール。

あのシュワーって音がたまらないですよね。

流行っているのか、サントリーのキャンペーンのせいなのか
ちょくわかりませんが、やたら目につきませんか??

週末、ハイボール飲みに行こうかな・・・

経済誌のコラムでは鋭い指摘なのだが・・・ 『Google経済学』



著者の柴山政行氏は、経済誌のコラムでは非常に鋭く、また面白い考えを提示していると思っている。実際、それらのコラムが興味深かったので、本書を手に取った次第。

しかしながら、このGoogle経済学は、2重の意味で失敗しているように思う。第一に、Google本としても経済学本としても、非常に内容が薄く、それらに関心がある読者にとっては、おそらく知っていることばかりで構成されていることだ。この本が役立つ読者層とはどういうものなのかまったくわからない。

第二にサブタイトルも不適切だ。「10年後にトップに立てる新経済学入門」とはどういう意味なのか?トップとは何のトップだろう?仮に、会社組織のトップというならば、少なくとも新人でさえ、この本の内容レベルのことを理解していなければ不味いと思われる。逆に言うと、この内容を理解することで10年後にトップに立てる組織なんてあるのか?という疑問を抱かざるを得ない。

ただ、今回は内容の薄い結果になってしまったが、経済誌では良いコラムを提示しているので、次回作は手にとって確かめたいと考えている。

2009年7月19日日曜日

XmarksをGoogle chromeで使いたい

Xmarksは現状だとGoogle chromeでは使えない。

そこでIEを経由して使うことを考えた。

まず、使いたいパソコンA(メイン)とパソコンB(サブ)のそれぞれに
IE用のXmarksをダウンロードする。
http://download.xmarks.com/download

これでメインで使っていたほうのパソコンAの
IEのブックマークをXmarksにアップロードする。

今度はサブのパソコンBにXmarksを使って
ブックマークをダウンロード。

IEがそろったところで、chromeにも
インポートすれば、AもBも同じ環境で
ストレスなく使用することができる。

ちょっと時代のピントがズレているかも? 「年収2000万の仕事術」



株式投資、不動産投資といった不労所得の重要性を説いた本。出版されたのが2008年10月なので、おそらくこの内容が書かれたのはリーマン・ショック前だろう。この著者が主張するように、節約に励んで、株式や不動産に投資していた人は、どう対応するべきなのだろうか?購入した不動産の空室率は上昇し、上場会社も倒産しているご時世だ。この本を読んでも、そういった類の疑問に対する具体的なソリューションは見当たらない。

不況下で女性が働くこと




今回、表紙に大きく掲げているのは「金持ち家族、貧乏家族」。プレジデントが何回かに一度、繰り返し採り上げるテーマだ。その中でも注目したいのが、(1)「なぜ、20代高学歴女子は専業主婦狙いなのか」、(2)「専業主婦を集金マシンに変えるコツ」という2つの記事だ(ともに極端なケースではあるだろうが)。

(1)によれば、今の20代の女性は「自分が輝くための仕事すらもういらない、仕事をしなくてもいい男と結婚したい」そうだ。高学歴は彼女らにとっての無駄であり、「高校生のころもっと遊んで女子大とかにいくべき」らしい。「専業主婦としてのんびり子育てすることこそが女のステータス」と述べられている(すごく偏った考え方のような気もするが・・・)。

一方、(2)では結婚している家庭を想定し、男性の雇用環境も厳しいなか、女性が働きに出ることのメリットを強調し、「仕事ぶりを認め、褒めて、愚痴を聞く」というコツを伝授している。しかしながら、最後に「妻が仕事を持つと夫婦の力関係が変わる」とも指摘。やや長いが引用しておこう。「そこに気づかずにこれまで通りの関係を続けているとギクシャクしてくる。妻の資力が高まれば、家計の戦力になるが、間違うと暴走してモンスター化する恐れもある。経済力は発言力、時には破壊力にもつながると心得るべきだ」。

女性はステータスとして専業主婦を望み、男性は家計のリスクヘッジのために女性が働きに出ることを考える。しかし、場合によっては、モンスター化する恐れも。難しい時代である。

2009年7月18日土曜日

SugarSync 海外で1番人気のオンラインストレージ

SugarSync。
すごく便利なオンラインストレージのツールなので紹介したい。

最近、売れているらしい「整理HACKS!」という本や野口悠紀雄氏の本など、
ビジネスの効率をあげていくテーマだとよく話題になっているツールだ。

http://online-storage-service-review.toptenreviews.com/
海外では1番人気になってしまったりしている。

Explorerと同期できるので、SugarSync内でファイルを開いて編集すると、
手元のローカルPCの方でも更新される。
つまり、複数のPCを使っているときの先祖帰りを容易に回避できる。


ポイントは以下の通り。

・無料でも2GB使える。
・他のシステムよりも複数のパソコンの同期が簡単。
・音楽の再生やスライドショーなどの楽しみ方も可能。
・iPhoneにも導入できるので、自宅やオフィスで作業したファイルを
 容易に外出先で参照したりもできる。

欠点としては、現状では日本語化していないようだが、
直感的に操作できるので大丈夫。


導入の仕方も簡単。

ここからダウンロードすれば、500Mおまけもつく。
今後もSugarSyncを無料で使うなら、こちらから

登録したメールアドレスに確認のメールがくるので、それをクリックする。

こんな簡単に、自分専用のSugarSyncのページができあがる。

①SugarSync home
②File Manager
③Photo Gallery
というタブがあるので、②を開く。

ここのなかのMagic Breifcaseに更新中のファイルを入れていくと便利だ。
もちろん、ストレージとして、完成したファイルの保存先としても使いたい。

ワタクシが最初に戸惑ったのは、ファイルのアップロードの仕方だ。
Magic Breifcaseの横に控え目な大きさで、uploadと書いてある。

とりあえず、2GBもあるので、作業中のファイルだけでも
何も考えずにドンドン入れていくだけで作業効率の向上が期待できる!

これからも改良されていくなかで、
将来的にはパソコンの使い方を根本的に変えていきそうな予感のするツールだ。

いちはやくインストールし、習熟しておきたい。

簡単なことと、わかりやすいことは違う 「超高速・会計勉強法」




ちょっと恋愛チックな要素も盛り込んで、気軽に読めるように仕上がっている。ただ、解説している内容自体が、会計の「簡単」な部分であり、これで財務分析ができるようになるわけではない。どうせなら、同じ國貞克則氏の「財務3表一体理解法」などの「わかりやすく」解説している本をじっくり読んだほうが役にたつだろう。

7000社を救ったプロの事業再生術

事業再生はそもそもケースバイケースの要素が多く、簡単にパターン化できる性質のものではない。そういったことを割り引いても、結局、この本は、特に具体的なノウハウを提示するでもなく、「困ったら、著者に相談してみてくださいね♪」という宣伝の本だとしか思えない。その証拠に「ターンアラウンド・スペシャリストにご相談ください」という旨の文が随所に散りばめられている。

中学生からの哲学「超」入門

わかりやすいことは、レベルが低いこととはまったく違う。

「ドラゴン桜」流の成功の秘密

・「失敗から学ぶ」ことよりも何倍も重要だと考えているのが、「中途半端な成功体験」の後始末である。

・「なぜか成功した」だけなのに、それを自分の実力と勘違いする。

・「中途半端な成功体験」なんて、徹底的に検証していけば九割以上が「中途半端にラクな案件」だったのだ。だから、「なぜかうまくいった」だけなのだ。

・その検証作業を怠ったままだと、将来必ず痛い目に遭う。くり返しておこう。失敗から学ぶことは大切だ。しかし、成功から学ぶことはもっと大切だ。

『成功の五角形で勝利をつかめ!』 三田紀房 P172~173より

成功するために必要な毒

成功するために必要な毒

・「毒のある人」は、単に毒舌を振るう人ではなく「成功するために必要な毒を持ち、その毒を正しく使える人」のこと by 堀之内九一郎

・「いまは贅沢は敵ではなくて、”素敵”なんです」 by和田秀樹

BIG tomorrow 5月号より

整理HACKS!

コンセプトとしては、野口悠紀雄氏の『超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー』に準じたものという印象。内容としても、かなりメジャーになっているツールを紹介しているだけで、特に目新しいものはない。ビジネスマンとしてのノウハウや考え方のようなものも提示されていたが感動するような点もなかった。1時間もかからず読了できるくらいの内容。

俺はまだ本気を出していないだけ

「親父は全然わかってないんだよ・・・
 俺という人間が。」

「わかんねーよ!」

この会話、妙に心に沁みますよね・・・