2012年11月5日月曜日

裁判所が格付会社を裁く??



一般に、格付会社の格付とは、格付会社の『意見』であると主張される。

つまり、単なる『意見』なので、格付会社は、その債券の償還について保証しているわけではないと仰るのだ。

そんな中、こんな事件が。

「米S&Pが敗訴、判断誤らせたと認定-オーストラリア連邦裁 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCZNW96K510101.html 」

「2006年に発行された2種類の仕組み債の格付けは「判断を誤らせる」ものだったと指摘。S&P、ABNアムロ銀行、ローカル・ガバメント・ファイナンシャル・サービシズに損害賠償金の支払いを命じた。」

これはすごい。

この調子で格付会社に賠償金を支払わせたら、格付会社なんてなくなってしまうだろう。

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