プレジデントでこんな記事が掲載されている。
NTTドコモ新社長はアマゾン、楽天を追いかける【1】
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20121127-00007882-president-nb
本当にiPhoneを扱わなくていいのだろうか?
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通信キャリアの競争力は、(1)通信インフラの品質、(2)端末の魅力、(3)コンテンツ・サービスの魅力で決まると考えてよいのではないだろうか?
ドコモの強みのイメージは(1)の通信インフラの品質だ。
しかし、最近は通信障害が頻発している。
また、ユーザーでないとわからないためか、あまり指摘されていのだが、都内では、ドコモの通信は逼迫しており、回線の速度はかなり落ちている。
つまり、通信インフラとしての競争力は低下している。
(2)端末の魅力の観点からいくと、この記事をみる限り、ドコモはiPhoneという選択肢はとらないようだ。
そこで、(3)コンテンツ・サービスの魅力、なのだろう。
そのアンサーがネットでの通販でのガチンコ勝負というのであれば、あまりにも競争が激しい戦場を選択していると評価とせざるをえない。
記事によれば、「加藤社長は『Amazonを目指す』と明言する。」
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ドコモは苦戦中だが、バランスシートも強く、稼ぎ出す利益の水準はまだまだ高い。
がゆえに、いろいろな施策を試みることができてしまう。
ながい時間をかけて、じわじわと弱っていってしまうのではないだろうか?
ドコモの選ぶべき選択肢は、iPhoneを扱うことだ。
日本の通信キャリアは基本的にはパイの奪い合いのゲーム。
目先はiPhoneのハンディキャップを解消し、KDDIの弱体化を仕掛けることが有効だろう。
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