2012年11月9日金曜日

東京電力の「再生への経営方針」の意味?



先般、東京電力が突然、「再生への経営方針」というものを発表した。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1222460_1834.html


これは何を意味するのだろうか?

同日、廣瀬社長がこのように発言している。

「事前に政府側と折衝して策定したものではない」



本当だろうか?

東京電力は、現在、実質的に国の管理下にある。

まさに、事前に政府側とよく計画を練ったうえで、あの発表がなされたとするならば、それが伏線となるストーリーを検証しなくてはならない。例えば、「法的整理」への地ならしの可能性だ。



一方で、本当に東電単独で発表したのだとすれば、どんな意味があるのだろうか?

例えば、こんな仮説が考えられる。

「東電は電力業界のリーダーだと自覚している」

震災前までは、間違いなくリーダーであっただろう。

いまはどうなのだろうか?

市場での評価、銀行からの評価、世間からの評価、、、

いろいろな評価があるだろう。が、厳しいものが多いのではないか。



そんな中、東電はリーダーとして日本の電力業界の未来を案じて、あのような発表をしたのだとしたら、、、

まさに、「想定外」、、、


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