先般、東京電力が突然、「再生への経営方針」というものを発表した。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1222460_1834.html
これは何を意味するのだろうか?
同日、廣瀬社長がこのように発言している。
「事前に政府側と折衝して策定したものではない」
本当だろうか?
東京電力は、現在、実質的に国の管理下にある。
まさに、事前に政府側とよく計画を練ったうえで、あの発表がなされたとするならば、それが伏線となるストーリーを検証しなくてはならない。例えば、「法的整理」への地ならしの可能性だ。
一方で、本当に東電単独で発表したのだとすれば、どんな意味があるのだろうか?
例えば、こんな仮説が考えられる。
「東電は電力業界のリーダーだと自覚している」
震災前までは、間違いなくリーダーであっただろう。
いまはどうなのだろうか?
市場での評価、銀行からの評価、世間からの評価、、、
いろいろな評価があるだろう。が、厳しいものが多いのではないか。
そんな中、東電はリーダーとして日本の電力業界の未来を案じて、あのような発表をしたのだとしたら、、、
まさに、「想定外」、、、
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