2013年1月31日木曜日

ソフトバンクは為替ヘッジで2000億円の利益!


米スプリント買収の為替のヘッジは82.2円らしい。

200億ドル分をヘッジしているそうなので、

ヘッジポジションではすでに2000億円近くの利益をとっている計算だ。






2013年1月28日月曜日

欧州の金利が大きく反応。日本は警戒すべきだ


2011年12月のLTROの早期返済額が発表された。

市場の事前予想では750億ユーロ~800億ユーロという声が多かったが、
結果はなんと1372億ユーロ。

これにはいくつかの解釈ができる。

1.欧州の金融機関が先行きの資金繰りに自信を持ち始めている。

2.LTROの返済はECBのバランスシートを小さくする効果あるので金利上昇効果がある。


1.は非常に喜ばしいことだが、2には要注意だ。実際に、Euriborは2014年12月限で約15bpも金利上昇している。



大幅な金融緩和というものは、その正常化の際に大きな市場変動をもたらす。

いま日本はまさに大幅な金融緩和に突き進んでいる。

そもそも上手に金融緩和できるかという議論もあるが、その出口にこそ、大きなボラティリティが潜んでいるといえよう。


この莫大な国債を有する日本において、金利が暴れだすことのコストはちょっとやそっと株があがる程度ではペイできない。

そもそも、金利が暴れだしたら日本株からも資金は逃避していくだろう。

残るのは高金利で持続が困難になってしまった国債だ。






2013年1月23日水曜日

グローバルファンドマネージャー調査


恒例のメリルリンチのグローバルファンドマネージャー調査をチェックしてみよう。



1 月4 日から10 日までの期間に実施されたもの。

全体で254 人の機関投資家が参加し、これらの機関投資家の運用資産総額は7,540 億ドルに達するそうだ。


**その結論********************

・強気スタンス

・景気見通しとリスク選好度は数年ぶりの高い水準に改善

***************************



なんかこうなってくると、いったん利益確定しておく気分になるなぁ。

「休むも相場」





2013年1月22日火曜日

「現実を視よ」のユニクロは香港上場へ?


「香港信報」によれば、ファーストリテイリングのユニクロが年内に香港で上場するらしい。


ユニクロの柳井さんの著書「現実を視よ」で、この流れは予言されていたとも読めるかも。


この円安はユニクロのコストをあげるだろう。


円ではない資金を取りに行くという手段として、あえての香港上場という選択肢。


普通の日本企業では、なかなかできない決断だ。


これが彼から視える「現実」なのか。








2013年1月16日水曜日

「ユーロ相場は危険なほど高い」という思想



ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長は、昨晩(15日)、こんな発言をしている。

「ユーロ相場は危険なほど高い」



日本もアベノミクスで円安を狙っているし、韓国も最近のウォン高に不満があるようだ、


通貨安競争だ。


世界は近隣窮乏化政策に向かっているのかもしれない。

つまり、為替レートの切下げ等によって自国の輸出を増やし、相手国からの輸入が減る。

その結果、貿易差額の黒字化と雇用増加・所得増加がもたらされるというものだ。

ただ、これは歴史が教えるところでは、深刻なインフレや、ときには戦争を誘発する。

安易な経済成長はないのである。






2013年1月15日火曜日

ソフトバンクのイーアクセス株売却報道への誤解


NTTが12日にこんな報道をしている。

ソフトバンク イー・アクセス株売却へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014760161000.html



それを受けて、あの2ch元管理人の「ひろゆき」(西村博之)さんがこんな見解を提示。

ソフトバンクが11日間で1400億円すっ飛ばした件?
http://hiro.asks.jp/89365.html


これはわざとなのか?と思うほどの誤解だ。


そもそもNTTの報道をよく読んでみると、こう書いている。


***ここから引用***
通信大手の「ソフトバンク」は、今月1日に子会社化した携帯電話会社「イー・アクセス」の議決権のある株式の67%を海外の通信機メーカーなどに売却し、みずからの比率を3分の1未満に減らす方針を固めました。
***ここまで引用***


議決権の「ある」株式の67%なのだ。

このほかに議決権の「ない」株式もある。


つまり、議決権の「ある」ある株式の持ち分を減らすことで、イー・アクセスの意思決定をソフトバンクが完全に支配しているわけではありません、という格好にするのが目的だ。

総務省への気遣いなんでしょうね。

あのソフトバンクが「11日間で1400億円すっ飛ば」すわけがない。



というか、こういう「誤解」が空売りを誘うものなら恐ろしいけど。。。








2013年1月11日金曜日

偉大なサイン


これは何か?



落書き。。。?










なんと、次のアメリカの「財務長官ルー氏」のサインだ。

財務長官のサインは紙幣に印刷「されるのだが、、、



ドコモの戦略に変化の兆し?


昨晩からのニュースを総合すると、ドコモの戦略に変化の兆しが2つみられる。


1.安売り戦略の修正

2.iPhoneへの姿勢の修正



1.安売り戦略の修正で目立つのは、「家族セット割」→「学割家族いっしょ割」への変化だ。



 家族セット割はいまいち知名度が高まらなかったが、よく考えると異様な割引キャンペーンだ。

 家族セット割とは:http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/set_family/index.html
 学割家族いっしょ割とは:http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/isshowari/index.html

 学生という条件をつけることで明らかに厳しくなっている。
 一般論として、キャリアからみると、学生を囲い込むほうが将来の期待収益がいいに決まっているけど。ただ、学生の獲得は厳しい競争なので、これは単純に「家族セット割」時代よりも、数への寄与は減るものと予想される。つまり、「家族セット割」は、あまりにも割引しすぎなので、修正させたという総括だと考えられる。


2.iPhoneへの姿勢の修正としては、今朝の日刊工業新聞の記事で観測できる。

  ドコモ、「iPhone」採用に意欲-加藤社長「条件合えば」
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220130111aaaq.html?news-t0111


  具体的に、「アイフォーンの販売台数が当社の扱うスマートフォン全体の2―3割なら受け入れ余地はある」と目線を示しているのには驚きだ。



1.2.から考えられることは何か?

それは、au(KDDI)の戦略に似てきていることだ。

かつて、auも安売りを戦略上の柱にしていたが、iPhoneを導入するとともに、異様なキャッシュバックは控えるようにしている。これが奏功して、KDDIは業績も回復中だ。

足元のドコモは、加入者の減少が著しく、また、キャンペーン費用が利益を圧迫するという状況。
これをKDDI型のスタイルに修正しつつあると考えられる。



iPhoneとは何なのだろう?

ドコモの経営さえも、iPhoneで揺らいでいる。







2013年1月10日木曜日

東京電力は「異常な値動きではない」?

 
本日、東京電力の株は一時、前日比20%まで上昇。その後、前日比変わらずの209円まで下落してクローズ。





まるで大型の誤発注の様相だ。

それを否定するかのように、日本取引所Gの広報・IR部が「異常な値動きではない」、「1つの大きな注文ではなく、複数注文での動きだった」とのコメントを発表している。

ホントかね?

安倍政権の政策に絡む情報が洩れていたのだったりして、、、?





2013年1月9日水曜日

ソフトバンク 孫正義




パナソニックが"脱テレビ依存"のキーノート


注目のパナソニックのCESキーノートはやはり”脱テレビ依存”の宣言となった。


例えば、これ。
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230109022.html



津賀社長のメッセージもこうだ。

多くの人はパナソニックと聞くと、テレビの「マニュファクチャリングカンパニー」だとイメージする。それも当然で、当社は、ほぼ100年の間、お客様の生活を豊かにするために、「エンジニアリングカンパニー」として非常に幅広い商品をつくってきた。そして、長年に亘り「サスティナビリティ」に貢献してきた当社だからこそ、革新的な「エコ&スマートソリューション」の提供を実現できる。本日は、「より良い世界を」つくるために、世界中で頑張っている多くの社員の努力によって突き動かされている「エコ・エンジニアリングカンパニー」という「パナソニック」をお伝えしたい。





事業ポートフォリオの選択の方向感としては正しいと考えられる。

より高性能なテレビをアピールしている企業もいるようだが、それは自ら茨の道に進んでいるようなものだ。

2013年1月7日月曜日

パナソニックは「脱テレビ宣言」か?


1月8日からアメリカのラスベガスでCESという家電ショーが催される。

そこでパナソニックの津賀社長が、とうとう「脱テレビ宣言」をするとの観測が高まっている。

パナソニックがキーノート(基調講演)するのは2008年以来だ。

そのときには、むしろプラズマテレビをアピールしていた。

今回、観測通りに「脱テレビ宣言」であれば、この数年間でのパナソニックの変化として、象徴的といえよう。


これからは白物家電とエコに経営資源を集中していくと予想。

この分野であれば、パナソニックは世界で戦っていける。





2013年1月4日金曜日

2012年の信用格付けは格下げ超過



格付投資情報センター、いわゆるR&Iが、2012年の信用格付変更実績を発表している。

彼のカバレッジと限定されたユニバースではあるが、国内法人の格上げは33回、格下げは67回。

電気機器と電力が格下げの約4割を占め、これらに製品を供給する企業や取扱商社の格下げも
目立ったそうだ。

かつては、超優良企業の代表みたいなセクターだったのに。

ただし、最近の報道では、こういうセクターにこそ、政府のサポートが入りそうだ。

こういうところへの救済の関与を高めていくと、いよいよ日本のソブリンリスクを意識させられる局面に近づきかねない。

政策の方向感に注意だ。

2013年1月3日木曜日

公的資金で製造業支援??本当の狙いはシャープの救済だろう


先日の日経にこんな記事が掲載されていた。


「公的資金で製造業支援 資産買い取り1兆円超」
 http://s.nikkei.com/Vd5hAe


なんか最近の日本だと、なんでもアリになってきたような気が、、、

市場の論理を否定する施策だ。

だが、しかし、「国をあげてのサポートを受けているサムスンと対抗するには、、、」

なんて議論が経済産業省なんかでされてそう。





だが、これの本当の狙いはもっと明確だと言わざるをえない。

それは、シャープの救済だ。

ホンハイは役者すぎるし、みずほと三菱には支えきる義理もない。

いよいよ主役登場だ。

2013年1月2日水曜日

ジョー・ブラックをよろしく







若き日のブラッド・ピットが死神を演じる作品。

死神のくせに、ものすごく純粋なラブ・ストーリー。

オススメです。


gmailをhotmailでバックアップ


hotmailは確かに便利である。


ただ、やはりAndroidの影響もあり、gmailがメインと言う人が増えているように感じる。


メインの座をgmailにするとき、gmailも基本的には無料のサービスなので、なんらかのバックアップをしておきたいものだ。

そんなときにhotmailをバックアップに利用するのが簡単だ。





・画面の右端の歯車みたいなところから入る





・「設定」から入る

・まんなかあたりの「メール転送とPOP/IMAP」に入る

・ここで、「転送」にするか「POPダウンロード」にするかを考える必要がある。「POPダウンロード」を試してみたのだが、メール数が多いと不安定になるように感じる。ここはシンプルに「転送」にしておくのがいいだろう。

・応用編としては、「フィルタ」機能を活用して、特定のメールだけを転送してバックアップしておくということも可能だ。

・「転送」でhotmailにバックアップしておくことで、gmailのほうでは見たあとのメールを気軽に削除できるようになるのも便利。

・なお、hotmailのほうは「少なくとも 270 日ごとにサインインしてください。サインインを行わない場合は、そのアカウントは使用されていないとみなされて削除される場合があります。」とのこと。半年に1回くらいはサインインしておこう。