2013年1月15日火曜日

ソフトバンクのイーアクセス株売却報道への誤解


NTTが12日にこんな報道をしている。

ソフトバンク イー・アクセス株売却へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014760161000.html



それを受けて、あの2ch元管理人の「ひろゆき」(西村博之)さんがこんな見解を提示。

ソフトバンクが11日間で1400億円すっ飛ばした件?
http://hiro.asks.jp/89365.html


これはわざとなのか?と思うほどの誤解だ。


そもそもNTTの報道をよく読んでみると、こう書いている。


***ここから引用***
通信大手の「ソフトバンク」は、今月1日に子会社化した携帯電話会社「イー・アクセス」の議決権のある株式の67%を海外の通信機メーカーなどに売却し、みずからの比率を3分の1未満に減らす方針を固めました。
***ここまで引用***


議決権の「ある」株式の67%なのだ。

このほかに議決権の「ない」株式もある。


つまり、議決権の「ある」ある株式の持ち分を減らすことで、イー・アクセスの意思決定をソフトバンクが完全に支配しているわけではありません、という格好にするのが目的だ。

総務省への気遣いなんでしょうね。

あのソフトバンクが「11日間で1400億円すっ飛ば」すわけがない。



というか、こういう「誤解」が空売りを誘うものなら恐ろしいけど。。。








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