2013年1月28日月曜日

欧州の金利が大きく反応。日本は警戒すべきだ


2011年12月のLTROの早期返済額が発表された。

市場の事前予想では750億ユーロ~800億ユーロという声が多かったが、
結果はなんと1372億ユーロ。

これにはいくつかの解釈ができる。

1.欧州の金融機関が先行きの資金繰りに自信を持ち始めている。

2.LTROの返済はECBのバランスシートを小さくする効果あるので金利上昇効果がある。


1.は非常に喜ばしいことだが、2には要注意だ。実際に、Euriborは2014年12月限で約15bpも金利上昇している。



大幅な金融緩和というものは、その正常化の際に大きな市場変動をもたらす。

いま日本はまさに大幅な金融緩和に突き進んでいる。

そもそも上手に金融緩和できるかという議論もあるが、その出口にこそ、大きなボラティリティが潜んでいるといえよう。


この莫大な国債を有する日本において、金利が暴れだすことのコストはちょっとやそっと株があがる程度ではペイできない。

そもそも、金利が暴れだしたら日本株からも資金は逃避していくだろう。

残るのは高金利で持続が困難になってしまった国債だ。






1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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