2015年4月14日火曜日

資産運用事業の拡大方針 - オリックス

オリックスが運用事業の拡大を急ぐ背景には、超低金利で中核事業の法人向け金融・リース部門の収益性が悪化している事情がある。同部門の利益貢献は、2006年度の17%から、13年度には8%まで縮小。このため金利に左右されにくい手数料ビジネスなどの拡大に注力しており、その一環として資産運用事業の強化ではM&Aを積極的に活用する。
株主還元策ではTOPIX構成企業平均の38%より低い20%となっている配当性向を引き上げていきたい意向を示した。また中期経営計画(3年)の作成・公表を初めて検討していることも明らかにした。これとは別に純利益について「3年後に3000億円程度を目標にしたい」と意欲を見せた。15年3月期は過去最高となる2150億円を見込んでいる。

オリックス:資産運用でM&A攻勢へ、米独立系の買収を検討


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