2013年6月4日火曜日

ドル円の月足の記録を検証する-プラザ合意にヒント


昨晩はとうとうドル円で100割れなど、足元の動きからも目が離せないが、長期トレンドのことも考えてみたい。



これはドル円の月足のチャート。




なんと月足で8連続の陽線となった。

その前の期間をみるとわかるとおり、相場は上下するものなので、陽線と陰線はよほどのことがないと続かない。

最近の例だと、パリバ・ショック、リーマン・ショック、欧州債務危機などだ。

ただ、それでも、8連続というのはなかなかお目にかかれない。










もっと長くみてみるとこんな感じ。

少々、わかりづらいが8連続というのは、1985円に陰線でみつかる。

このときは何があったのか。

そう。

プラザ合意だ。

当時のG5が合意して、意図的に「ドル安」を巻き起こしたのが1985年だ。



今回の月足8連続というのは、プラザ合意のときのようなエネルギーだということだろうか。


グローバル・インバランスと国際通貨体制
小川 英治
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