2013年8月30日金曜日

パナソニックがはやくも復配を発表


昨日、パナソニックが復配を発表した。

パナソニック 配当予想に関するお知らせ



2年連続の大赤字に追い込まれていたパナソニックだが、当方としては津賀改革を高く評価していたところ。

昨年の大赤字直後のエントリーがこれ。 パナソニックは『道をひらく』


ほかにもこんな風にウォッチしてきた。
パナソニックが"脱テレビ依存"のキーノート
パナソニックは「脱テレビ宣言」か?
パナソニックは『道をひらく』 その2





年度末まで待たず、この時期に復配を発表するとは非常に良い傾向だ。

実際、彼らのプレスリリースでも「業績、および、財務体質が着実に改善している」とコメントしている。

ただし、足元ではコストカットと円安がその主要因だ。

サステイナブルな企業として、それだけではダメだ。



今後、パナソニックはどうなっていくだろうか?

津賀社長は、売上の増加を追う姿勢はみせていない。

BtoBに力を入れていく戦略も理解できる。

リスクシナリオは、パナソニックが縮小均衡に陥ることだ。

今後、パナソニックは「利益の質」をあげていくことができるかどうかに注目だ。

津賀改革の真骨頂はこれからだ。

道をひらく
道をひらく
posted with amazlet at 13.08.30
松下 幸之助
PHP研究所
売り上げランキング: 391



0 件のコメント: