2013年8月23日金曜日

「米国債市場はFRBの意図を読み違えている」??


「米国債市場はFRBの意図を読み違えている」との見解、誰のものでしょう?

グロス氏ではないけど、あのPIMCOのメイザー氏だ。

メイザー氏は、PIMCOのグローバル・ポートフォリオ運用責任者。

「利上げに向けたフォワードガイダンスを導入して債券購入の縮小する可能性を示唆している米連邦準備制度理事会(FRB)の意図を市場は読み違えており、米国債の売りは行き過ぎだ」との見解を提示しているそうだ。






*金利上昇=債券価格低下。つまり、このグラフのローソクの上昇は米国債の売りを示す。


つまり、米国債が売られすぎと主張するということは、PIMCOは米国債に強気のロングってことなのだろう。

市場ではPIMCOのファンドからの資金流出が激しいとの噂になっている。

米国債が売られているなか、ここから損切りなんてことになったら、ますますファンドから資金が流出し、その分、さらに米国債を売り崩すことになるのかも。


ということは、PIMCOから米国債弱気の意見がでてくるのが債券相場の転換点なのだろう。



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