注目のGDPの結果は、前期比+0.6%(年率+2.6%)。
従って、事前の市場予想のコンセンサス(前期比+0.9%、年率+3.6%)を下回った。
それに対し、甘利再生相は記者会見でこのようにコメントしている。
•消費増税の判断材料の1つとしては引き続き良い数字出た
•有識者からの意見も聴取した上で首相が秋に判断-消費増税
• 消費が牽引するのは非常に良いパターン
うーむ。年率+2.6%という数字をここまで高く評価するものだろうか?
数字が低めだった分、強いコメントをしてバランスをとっているのではないか?
つまり、消費税引き上げについては、「なんともいえない」というバランスにもっていこうとしていると考えられる。
消費税の引き上げは重要な決断である。
ゆえに、アメリカの回復がしっかりと確認できるまで、時間を稼ぎたいという意図が透けて見える。
小宮 一慶
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