佐野眞一氏による週刊朝日への連載『ハシシタ』に関する議論が盛り上がっている。
既に手に入れることは困難なようで、中古で数千円という価格帯になっているという。
今回、橋本氏の血縁や出身のことをテーマにしているということで批判の対象となっている。
一方で、佐野眞一氏が同じく血縁や出身から切り込んでいった別の作品がある。
あのソフトバンクの孫正義氏についてである。
彼のかつての日本名「安本」を、朝鮮風に『あんぽん』というタイトルにしている。
リンク先のアマゾンでの評価をみると、概ね好評だ。
だが、発想や手法、タイトルという面で、『ハシシタ』と『あんぽん』には共通するものが多い。
今回の『ハシシタ』は大騒ぎになったのに対し、『あんぽん』が概ね好評なのはなぜだろうか?
孫一族のことを驚くほど赤裸々に明かすのはOKだとでもいうのだろうか?
『ハシシタ』に対しての橋本氏の記者会見がこの流れを作ったという解釈で正しいのか?
日本のなかにある、アンタッチャブルな領域の区分けが原因であれば看過することはできない。
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