48年ぶりでの東京開催となるIMF・世銀総会がはじまった。
世界経済において3位の規模を誇る日本。
ついこのあいだ2位から3位に転落した日本。
その日本の中央銀行たる日銀の白川総裁が、今次のIMF・世銀総会において、このようなメッセージを発している。
・どの国も永久に高度成長を続けることは出来ず
・実力を超えて無理な成長を図ろうとすると、様々な不均衡が発生する
金融危機の治療には時間がかかるものだ。
じっくりと時間をかけて過去の失敗を清算していく必要がある。
それを資産価格の上昇で、見合わせようというのがいまの金融緩和の本質だ。
先日も指摘したように、商品や食物のインフレ下で、金融緩和をするとその副採用は一層深刻化する。
いまや世界経済はドーピングしながら走り続けているような状態だ。
白川総裁が主張するように、「様々な不均衡が発生する」ことだろう。
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