2012年10月26日金曜日
ニュースとは違う視点:米スプリントの決算
ソフトバンクが買収を決断した米スプリントの7-9月期の決算が昨晩発表されている。
日本の今朝のニュースでは、「赤字幅拡大」と報じられていた。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_29254
「ソフトバンクが買収を決めたアメリカの携帯通信会社、スプリント・ネクステルの7月から9月の決算は、7億6,700万ドルの最終赤字となり、1年前から赤字幅が拡大しました。売上高はスマートフォンのデータ通信が伸び、5%増でしたが、次世代高速通信網の設備投資費がかさみました。アイフォーンの販売はおよそ150万台で、うち4割が新規加入でしたが、全体の契約者数は前の期から45万6,000人減少しました。」
しかし、7-9月期の赤字幅は、事前の市場予想よりは小幅であったことを指摘したい。
実績は1株あたり26セントの赤字であり、市場予想は43セントだったのだ。
ドライバーは、スマートフォンの値引きがマイルドであったことだ。また、ネットワークへの支出も控えている模様。
これらのドライバー、どちらも規模の経済が効くことに注目だ。
ソフトバンクとスプリントが一括して、スマートフォンやネットワーク機器を仕入れることができるようになると、ますますその効果がでてくることだろう。
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