2012年9月20日木曜日

日銀総裁が注目する為替⇒為替レートそのものではない

9月19日、日本銀行は追加緩和を決定。

株式も為替も激しく反応した。

その為替について、記者会見で白川総裁はこのようにコメントしている。


「為替レートそのものではなく為替の動きが日本の景気物価情勢に先々どのような影響を与えていくかについて十分見極めてその上で判断」


その上で、今回、市場の予想を超える程度の緩和を実施したのだから、
彼らは景気判断に関して、かなり慎重な見方を強めたものと想像される。

ここもと、為替に関しては、さほど深刻な円高になっていたこともあり、
このような日銀の判断については、丁寧に解釈していく必要があるだろう。

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