世界経済の回復は米国の家計のバランスシートの改善が鍵を握っている。
そのバランスシートの改善の2大ドライバーは金融資産と住宅資産だ。
FRBによるQE3がMBSを購入しにいくのも、この住宅資産の回復を狙ったもの。
9月20日に発表されたFRBの資金循環統計からは以下のことが読み取れる。
・純資産は3四半期ぶりに減少。
・2Qは1Q比、約$300bln減少。その結果、$62.7tlnへ。
これは「微少」と評価してよいだろう。
・住宅価格は上昇。金融資産が下落。
2Q比でみると、現在の株価は上昇しているし、
足元の住宅の回復、およびこれからのQE3を考えると、
米国の家計のバランスシートの回復が期待できるといえよう。
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