2015年3月11日水曜日

自社株買いをどう解釈するか - グリーは自信を示したようだが、、、

株式投資において、自社株買いとは重要な論点となる。

パターンとしては、株価上昇で反応することが多いが、大きく分けて、2つのパターンがある。

1、新たな買い手の登場を受けた株価上昇

2、経営陣が現在の株価を割安だと評価していることを肯定した買い

「今回の自社株買いで我々の自信を示したい」。グリーの秋山仁取締役は、2月4日に発表した自社株買いの意義をこう説明する。

このコメントからわかる通り、グリーの場合、経営者は「2」を主張しているようだが、株式市場は、どう考えているのか。

経営者が自社の株価を割安だと考えるのは勝手だが、それに投資家が同意するかどうかが大切だ。

つまり、経営者の示す、戦略や業績予想に同意する投資家が、賛意として株を買いに入るのである。

グリーはそのような戦略や業績予想を提示できているだろうか?

「1」の買いであるならば、それは絶好の空売りのチャンスとされてしまうだろう。

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グリー、「伝家の宝刀」自社株買いで示す自信



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