2015年1月19日月曜日

スイス・ショックにミセス・ワタナベも苦しむ?

もともと、スイスフランのような低金利通貨は「売り」の対象になりやすい。

スイスフランを売って金利が高めの通貨を買うと、金利差分を稼げるからだ(いわゆるキャリー取引)。

しかも、スイス中銀が相場に一定の上限を設けてきたのだから、為替変動による損失(「売り」の通貨は相場が上がると損失が発生する)も被りにくく、よけいスイスフラン売りのキャリー取引を手掛けやすかった。

スイス中銀の決定はこの状況を一変させたのである。

やっかいなことにマーケットで円はスイスフランと似た通貨とみられている。

低金利で「売り通貨」になりやすいからだ。

業者が破綻すると、2つの経路で投資家にはね返る。」

「第1に強制決済だ。
「取引の強制的な決済によって、含み損をかかえている投資家が望まないタイミングでの損失確定を強いられる恐れがある」。

「第2に今回のような騒動があると、投資家の取引コストも上がりやすい。

FX業者は顧客に提供する外貨をカバー先と呼ばれる大手銀行などから仕入れるが、リスクに敏感になったカバー先がFX業者との取引で高めのコストを要求するからだ。」


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ミセス・ワタナベを襲ったスイス・ショックの教訓

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