2015年1月21日水曜日

山崎元氏、金融的にロジカルに不動産購入を斬る

山崎元氏が不動産の賃貸と購入について、金融的にロジカルに説明してくれている。

購入か賃貸かの判断は、投資として考えた場合に、住宅価格が十分安ければ買うのがいいし、逆に高い場合は賃貸で住む方がいいというのが基本原則だ。


自宅の購入は、「自分が店子の不動産物件への投資」に他ならない。

不動産の価格が適価である場合、ある時期の家賃の支払いの経済価値と、その期間に不動産に資金を固定してかつその物件のリスクを負うことの価値は、ちょうど見合っているはずであって、「賃貸はお金が出て行くばかりだから損なのだ」という理解は不適切だ。

人為的低金利による不動産価格の高騰が現在存在するのだとするなら、金融政策が平時に戻った段階では、先のバランスが回復する効果があるので、成長率の上昇よりも長短の金利上昇幅の方が大きくなって、不動産の理論価格は大きく下落する可能性があることになる。

人為的な長短金利の形成が、資産の適正価格をわかりにくくしている


詳しくはこちら
住宅は「賃貸よりも購入がいい」のか?|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン



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